単独起動できるので追加シナリオでは無いけれど、
内容や、ボリューム、質、価格を考えると追加シナリオ程度と言えそうです。
まず気になるのは、本編では日本語吹き替え版だったのですが、
今回は、日本語字幕版になっています。
結構日本語吹き替えのクオリティーが高かったので残念ですが、
あまり力を入れて作っていないからこの扱いになったのでしょうかね?
でも、落ちているページなどはちゃんと書き込まれている文章が日本語化されているので、
日本語字幕版としてのクオリティーは悪くなかったです。
本編でも、たまに実写映像が入って来ましたが、今回は実写映像がかなり入ってきます。
このクオリティーが低い、低い。
20年くらい前のアドベンチャーゲームが、CGと実写映像を混ぜてつくるのが流行っていましたが、
あんな感じがすごくします。
レトロというか古臭いですね。
演技も微妙ですし、何よりテンポが悪い。
本編でも、ラジオから音声、テレビから映像が流れていましたが、こっちは、それだけで楽しめるくらいのクオリティーがありました。
特に「ナイトスプリングス」は楽しめました。
が、今回は、ダラダラ映像が流れるだけ。
早く終われよって思ってしまいました。
これならいらないでしょう。
ゲームシステムも大きく変化して、大きなMAP内を自由に探索するタイプに変わっていました。
本編が、バイオやサイレントヒルのように一本道をどんどん進んでいくタイプだったので、
それをイメージしてスタートするとちょっと変な感じです。
自由にと言っても、要は、これをするのに3つアイテムが必要だから取ってきてってNPCに言われて、
左上のミニマップに星が3つ表示されるので、そこまで行って取ってくるというおつかいゲームになっていて、やらされている感がすごい。
シナリオがすごく安っぽいです。
しかも、同じMAPを行ったり来たりするので、なんか手抜き感も感じられます。
登場するNPCの数も非常に少なく3人くらいしか出て来なかったと思います。
本編から考えると明らかな手抜きですね。
戦闘に関しても、アイテム場所にいけば、すぐにアイテムフル充電されるシステムで、
武器をどんどん使って、とにかく敵を沢山倒すという感じになってしまっています。
本編のような戦闘に緊張感が全くないです。
難易度は、今回は「イージー」がなくて、一番下で「ノーマル」でしたが、
武器が使いたい放題だったので逆に簡単に感じられました。
新しい種類の敵が登場しましたが、どれもあんまりおもしろくなかったです。
光を当てると分裂するとか、鳥が集合してモンスターになるのとか、戦闘が面倒なだけでしたね。
本編のストーリーが未完で終わって、シリーズ化しようと考えていたが、
いまいちだったので、簡単に完結シナリオを作った感じが非常にします。
すごくクオリティーの低い実写映像をたくさん使い、CGをつくるのを減らし、
同じMAPを何度も行き来させ、MAPをつくるのを減らしたという感じがします。
全体的に、本編の力と丁寧さから考えると、手抜き感がすごいです。
一応、完結しているのは救いですね。
これで、このシリーズも終了なんですね。
出だしがすごく良くて、サイレントヒルレベルくらいのシリーズになると思ったのに、
どんどん微妙なゲームに落ちて行きました。
非常に残念です。
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