実は1ヶ月くらい前に「Meta Quest 2」を買っちゃいました。
本当は、コロナ前、つまり数年前に買う予定だったんだけど、買おうと思ったら品不足でどこにも売ってなくて、買えるようになったと思ったら価格がすごく高くなってしまっていた。
最初は新品3万円ちょっとだったのに、気がつけば6万円近くまで上昇。
で諦めていたのですが、新型の3や3Sが出てきて、新品の値段も3万円ちょっとぐらいまで下がり、中古は2万円前後に落ち着きました。
すでに買いたいと思っていた時期から数年が経ち、今更感があったのですが、買っても良いかもって思い、Yahooオークションで気軽に入札したらそのまま落札できました。
ということで、中古で18000円位でゲットです。
で、使ってみての感想は、「VRすごい」です。
20年くらい前に、メガネ型のテレビ、かけると目の前に大型テレビが現れるという製品を買って試したことあったんですが、それは、まぁ、あるように見えなくはないけど、眼の前に液晶モニターがあるって感じで、2週間ぐらい試してすぐに売ってしまいました。
なので、今回も驚くほどではないだろうと思っていたんですが、これは、別次元ですね。
まず、画面が綺麗。
全然ドット感は感じられない。
そして、バーチャル空間にいる感覚が素晴らしい。
MetaQuest2が他のVR機に比べて優れていたところに、これ単体で動作する、つまりケーブルなし、位置情報を取得するための外部の装置無しというところなんですが、これのスムーズさがすばらしい。
例えば、バーチャル空間内の目の前に机があるとしたら、立ち上がって覗き込めば、ちゃんと覗き込める。机の下を覗けば机の裏を覗き込める。
これが、非常に滑らかにしかも正確に行われるので、実際に自分がその空間にいると感じさせてくれます。
これには驚きましたね。
この歳になって「これはすげー!」って声に出して言ってしまった。
これが、単体で動作し、しかも4年くらい前に発売されているというのが驚きでした。
4年前に買っておけばもっと驚いていたかもと買わなかったことを後悔したくらいです。
そして、すごいところが、ケーブルで繋がなくても、PCともWifiでつなげれるところです。
PCでSteamを起動しておけば、Quest2からSteamリンクでつなぐと、SteamのV Rゲームが楽しめました。
PC版のほうがグラフィックが優れているのでこれも非常に楽しめます。
Steamの無料VRゲーム「The Lab」を試してみましたが、これが感動ものですね。
自分の右手がシューティングゲームの自機になって3D空間でドッグファイトするゲームは、今までにない感覚だし、城を弓矢で守るゲームは、簡単なゲーム性なのにずっと遊んでしまうほど面白かった。
ロボット修理するアドベンチャー系のゲームは、「Portal」の世界に入り込んでしまった感じで、何度も楽しんでしまった。
PS5とか最新のゲームを遊んでも、すげーグラフィックだと思うけど、新しい刺激はないですが、VRはちょっとしたことでもすごい刺激される。
ゲームに新しい刺激がほしいならVRはありだと思う。
残念なところは、単体で動くとしても、やはり装着するのは面倒ですね。
気軽さを考えるとPCやゲーム機+モニターの方が楽ですね。
あと、ゲームの種類によってはすごく酔う。
飛行機や車に乗るみたいに、勝手に動く系は瞬間で酔います。
私はFPSで酔ったことないのに、VRのレースゲーム「DiRT Rally 2.0」は10秒も耐えられなかった。
逆に、自分が実際に移動したりしゃがんだりしたら、ゲーム内もその動きをするタイプのゲームは全く酔わなかったですね。
Quest3が発売されていますが、ほとんどのゲームは2でもプレイ可能らしいので、安くVRを体験したいと思っているなら、今から2を中古で安く手に入れるのは十分ありだと思います。