No Game No Life ゲームの無い人生なんてまっぴらだ: 「Valiant Hearts: The Great War」クリア　：　ストーリー、雰囲気最高！歴史解説も楽しめます。

2015年4月2日木曜日

「Valiant Hearts: The Great War」クリア　：　ストーリー、雰囲気最高！歴史解説も楽しめます。

「Valiant Hearts: The Great War」クリアしました。
Steam時間で７時間。
この手のゲームにしてはボリュームある方でしょうか？
私としては飽きもこなく最後まで楽しめるボリュームだったと思います。

このゲームはとにかく雰囲気が非常に良い！！

デブッチョな愛らしいデザインのキャラクターと第一次大戦という悲惨な状況の対比がとてもいい感じで、単に悲惨・残酷・気持ち悪いというだけになって無いです。
戦車や飛行機、砲台なども「メタルスラッグ」のようなリアルなのにコミカル、デフォルメされているのに細かいという愛らしいデザインも良いですね。

画面の見せ方もコミックのようなコマ割りがあって、それを非常に上手に使っていました。

ストーリーも第一次大戦という自分ではどうにもならない力に翻弄させられながら、なんとしても生き抜こう、家族ともう一度会いたいという４人の主人公たちがうまく交差していてとても良く出来ていました。
ところどころに感動的な音楽も入ってくるので余計にいい話に感じましたね。
最後の終わり方は好みがあると思いますが、私はこれはこれで良い終わり方だと思いました。

ゲームは、ミニゲームのようなアクションパートとパスルパートが半々という感じです。
どちらも簡単でストレスは殆どなく楽しめました。

アクションパートは、落ちてくる爆弾を避けたり、車に乗って障害物避けたり、戦車にのって戦ったり、茂みに隠れてスニークしたり、音楽ゲームみたいなのもありました。
どれも１・２回失敗して覚えればクリア出来ますし、失敗しても直前でやり直すだけです。
それぞれの完成度も非常に高いです。
車のミニゲームは音楽とうまくリンクしていて特によく出来ていました。