映画「プレステージ」 ： 惹きつけられるストーリーですが、オチが・・・

19世紀。2人の才能あふれる若者がマジシャンの下で仲良く勉強していた。しかし、ある事故で2人の間には深い溝が入る。それ以降、お互いを強くライバル視するようになりながら、マジックにすべてを注ぎ、お互いを騙し、成功を手に入れていく。

片方のマジシャンが水没して死んでしまうところから始まり、もう一人のマジシャンがその罪で裁判にかけられ死刑の宣告を受ける。そして、死んだマジシャンの日記を手に入れてそれを読み始める。日記の中の主人公が、読んでいるマジシャンの日記を読むという複雑な展開など、ストーリーのもって行き方が非常に魅力的です。日記に話しかけられるところは鳥肌モノです。

最後まで見てから、もう一度最初から見ると色々なところに伏線があるのがわかります。2人の主人公たちが話す言葉一つ一つが手品のように完璧に出来上がっていて、最後の驚きにもっていきます。
残念なのが、最終的なオチが超自然的なのは残念。それがありなら何でもありだろうって思ってしまった。

でも、19世紀のロンドンが舞台ということもあり非常に怪しい感じがマジックと合っていてとても良い感じです。私的には非常に気に入った映画です。

-----Many Thanks--------------

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